[BOOKデータベースより]
あたまのうえに落ちてきたのは…もちぬしに届けようと団地にはいったら、住んでいたのは、カメレオンにおばけに…ヘンなところに迷いこんじゃった!
[日販商品データベースより]空からおちてきた「パンツ」のもち主を探すため、団地内を冒険することになった男の子。ナゾの画家にカメレオンにおばけに……さあ、いったいだれの落とし物だったのでしょうか。絵のどこかに、おはなしのつづきがわかるヒントがかくされているよ! さがし絵要素も満載で、読むたびに発見のある一冊です。奇想天外な展開と圧倒的な絵の描写に、大人も子どもも夢中になることまちがいなし!
■読み聞かせに特にオススメの季節■
節分 ・ 夏 ・ パンツの日!(8月2日)
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いつもの帰り道、団地の前の公園に寄り道するのが、タロウのお決まりのコースです。いつものとおりに遊んでいると、タロウの頭にばさりと大きな影が――!?「……っと、なんだあ!?」なんと、おっこちてきたのは、おおきなヒョウ柄パンツ!「おーい、こっちこっち」そして、上の方から野太い声。似たような洗濯物が干してあるのを見つけたタロウは、パンツを届けようと階段をかけのぼります。すぐに済むと思ったその親切でしたが——団地の階段の先は、思いもよらない冒険へとつながっていたのです!団地のおばちゃん、黄色い絵ばかり描く奇抜な画家、巨大な牛を部屋で飼っている闘牛士――みんなの証言を追って、団地の部屋をつぎつぎ訪ね歩いてゆくタロウでしたが、上へ上へと登るうち、なんだかだんだん団地の様子がおかしくなって――!?ぐにゃぐにゃとゆがんだ廊下、ずらりと並んだおかしな形のドア……住んでいるのも、ゴリラの親子に、巨大カメレオン!?この団地、いつもの団地とちがう!!写実的な筆致で描かれるマカ不思議な世界は、まるで、だれかの夢の中に迷い込んでしまったような読み心地。可笑しいような、怖いような、言いようのない感覚にゾクゾクさせられます。「ヒョウ柄の大きなパンツ」の持ち主を探してタロウは不思議な団地をさまようわけですが、そんなパンツの持ち主といえば……そう、だれもが「あの人だろうな」と見当がつくわけです。「あー、やっぱり」からの「うそー!?」そう、このパンツには、そんな期待を裏切る、まさかまさかの秘密が隠されているのです……。
(小説家 堀井拓馬)
全ページ、お試し読みで読みました。
端から端まで、力の入った絵の展開がすごいです。
読み始めると、男の子の謎解きに、くっついて歩いているような感覚で夢中になります。
それにしても、似たような雰囲気の色彩がどんどん出てきて、なるほど迷うよね。
不思議な団地、夢の中をさまよっているみたいでした。
いつもはごく普通の団地なのに、魔法がかかっていたのかな。
面白いです。(capellaさん 70代以上・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】