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[BOOKデータベースより]
吹奏楽の甲子園を目指して!厳しい練習の日々を過ごす中高生が、吹奏楽から教えてもらった“青春の教訓”。
第1楽章 「ブラバン少女・精華女子高校」のコトバ(「悲劇」に流れた涙を糧にして咲きほこる新生・精華という「華」―精華女子高等学校吹奏楽部)
第2楽章 「全日本吹奏楽コンクール」のコトバ(人の意見を聞くというリーダーシップ、多彩な意見を引き出す―八王子学園八王子高等学校吹奏楽部;トランペットのトップ奏者にして副部長。焦りから解放され全国の舞台へ!―八王子学園八王子高等学校吹奏楽部 ほか)
第3楽章 「コンクールへの挑戦」のコトバ(仏教の世界観を映す難曲への挑戦!一世一代の演奏に導く―洛南高等学校吹奏楽部;来年こそは悲願の全国大会出場で恩返しだ!新副部長の決意―洛南高等学校吹奏楽部 ほか)
第4楽章 「全日本アンサンブルコンテスト」のコトバ(自分を取り戻させた仲間の音色、ミス乗り越え初の「全国」切符―神戸山手女子中学校・高等学校吹奏楽部;仲良しから全国の頂点を目指す仲間へ、心の成長映す「テレプシコーレ」―横浜市立戸塚高等学校吹奏楽部 ほか)
第5楽章 「熱血!吹奏楽」のコトバ(西日本豪雨で被災し、コンクール辞退も考えた2年生と待ち続けた仲間たち―岡山学芸館高等学校吹奏楽部;特別な夏、ともに甲子園をめざす、笑顔の力を信じて―拓殖大学紅陵高等学校吹奏楽部 ほか)
「どうしよ……怖い……」
「先輩みたいな音で吹きたい!」
「この道を選んで本当によかった……」
「やると決めたんやったら、とことんやれ!」
「あれ……私、泣いてる……」
「お前らだけのコンクールじゃない」
「やっぱり甘かったんだ……」
「もっと圧倒的な存在になれ」
「今年が最後なんだ。このメンバーで
演奏することは、もう二度とないんだ……」
「行けるかな……やっぱり駄目かな……」
「無駄な音はひとつもない、すべて音に責任を持って演奏しようや」
【掲載校】
精華女子高等学校
八王子学園八王子高等学校
柏市立柏高等学校
岡山学芸館高等学校
洛南高等学校
東京都立葛飾総合高等学校
青梅市立第六中学校
神戸山手女子中学校・高等学校
横浜市立戸塚高等学校
長野県小諸高等学校
東海大学付属高輪台高等学校
瑞穂町立瑞穂中学校
拓殖大学紅陵高等学校
国本女子中学校・高等学校
現在、実際に演奏活動を行っている人だけでも国内に100万人以上。国民の10人に1人が経験者だと言われているのが吹奏楽です。国内のどの街を訪れても必ず学校で吹奏楽部が活動しており、吹奏楽団が存在しているのは、世界的に見ても日本くらいのものではないでしょうか。
そんな「吹奏楽大国」の日本でもっとも注目を集めているのは、高校の吹奏楽部です。
「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる全日本吹奏楽コンクール全国大会を目指す青春のサウンドには、多くの人が魅了され、感動の涙を流します。高校吹奏楽は、吹奏楽界の華と言ってもいいでしょう。
もちろん、プロをもうならせるような演奏を作り上げるためには日々の厳しい練習(楽しいこともたくさんありますが)をこなす必要があります。大人数ゆえに、人間関係の難しさもあります。そして、いよいよ心が折れそうになったとき、彼らを救ってくれる「コトバ」があります。
《謙虚の心 感謝の心 自信を持って生きなさい。》
《コツコツはカツコツだ》
《すべては「人」のために!》
それらのコトバは、尊敬する顧問が語ってくれたことだったり、両親や友人からの励ましだったり、部員みんなで決めたスローガンだったりします。
本書では、高校吹奏楽の頂点を目指して毎日ひたむきに努力しながら、彼らが胸に秘めている「コトバ」の数々を切り口にし、その青春の物語を引き出しました。すると、通常の取材とは少し違った物語「アナザーストーリー」が浮かび上がってきました。
ぜひ中高生から大人までが共感できる、純粋でまぶしい「コトバ」と「ストーリー」をお読みください。
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