- 戦争の記憶
-
コロンビア大学特別講義ー学生との対話ー
講談社現代新書 2531
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2019年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784065154304
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[BOOKデータベースより]
なぜ世界は戦争の歴史でいがみ合うのか。真実の歴史は存在するのか。日本近現代史の権威・米コロンビア大教授が各国の学生との対話を通じて「歴史」と「記憶」の意味を探っていく。「ニューズウィーク日本版」で大反響を呼んだ特別授業、待望の書籍化。
1 MEMORY AND HISTORY 「歴史」とは何か、「記憶」とは何か(「戦争の記憶」の語られ方;州ごとに歴史教科書が異なるアメリカ ほか)
[日販商品データベースより]2 OPERATIONS OF MEMORY 「戦争の記憶」はいかにして作られるのか(「共通の記憶」のありか;政治的議論が決めた9・11ミュージアムの展示 ほか)
3 THE COMFORT WOMEN IN PUBLIC MEMORY 「慰安婦」の記憶(慰安婦問題が共通の記憶になるまで;慰安婦の「歴史」について知っていること ほか)
4 THE PAST IN THE PRESENT 歴史への責任―記憶が現在に問い掛けること(戦争の記憶は、自国の都合のいい形につくられていく;中国で語られる「戦争の記憶」 ほか)
なぜ人々は戦争の歴史でいがみ合うのか。なぜ各国は戦争の歴史で争うのか――日本近代史の碩学が学生との対話を通じて「歴史」と「記憶」の意味を深く探っていく。ニューズウィーク日本版で大反響を呼んだコロンビア大学特別授業、待望の書籍化。
主な内容
「戦争の記憶」の語られ方/「歴史」と「記憶」の違いとは/変化する「共通の記憶」/それぞれの国で語られる「第二次世界大戦」/日系アメリカ人の物語が認知されるまで/「記憶の領域」には四つの種類が存在する/クロノポリティクス――現在が過去を変える/慰安婦問題が共通の記憶になるまで/誰が記憶に変化を起こしたか/記憶を動かす「政治的文脈」/戦争の記憶は、自国の都合のいい形につくられていく/アメリカが原爆を正当化する理由/自国の「悪い過去」にどう対処すべきか/過去と未来に対する個人の「責任」ほか