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- 満鉄全史
-
「国策会社」の全貌
講談社学術文庫 2572
- 価格
- 1,298円(本体1,180円+税)
- 発行年月
- 2019年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065162729
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[BOOKデータベースより]
南満洲鉄道株式会社(一九〇六〜一九四五)は、初代総裁後藤新平のもと、鉄道のみならず新聞、ホテル事業、調査機関と手を広げ、大陸支配の代名詞として君臨するに至る。だが「陽に鉄道経営の仮面を装い、陰に百般の施設を実行する」実質的な国家機関の実態は、政官軍の思惑に翻弄される迷走の連続だった。年表、首脳陣人事一覧、会社組織一覧付き。
プロローグ―「国策会社」満鉄とは何だったのか
[日販商品データベースより]第1章 国策会社満鉄の誕生(満鉄創立;政党の浸透 ほか)
第2章 「国策」をめぐる相克(松岡洋右と国家改造;山本条太郎と満鉄中興の時代 ほか)
第3章 使命の終わりと新たな「国策」(満洲事変と満鉄の転換;蜜月の終わり ほか)
終章 国策会社満鉄と戦後日本(満鉄の終焉;満鉄の「戦後」)
エピローグ―現代日本にとっての満鉄
明治40年(1907)、「10万の生霊と20億の戦費」といわれる犠牲を払って獲得した南満洲の地に誕生した一鉄道会社は、「陽に鉄道経営の仮面を装い、陰に百般の施設を実行する」実質的な国家機関として大陸政策を牽引した。しかし必然的に政官軍の縄張り争いと対中・対ソ事情の変化、そして場当たり的な政策の影響が直撃する位置に置かれた組織は、図らずも近代日本を体現する存在として日本の支配政策のお粗末さを象徴する存在として現代に伝えられている。
日露戦争から敗戦まで「日本の生命線」の表舞台に立ち続けた組織の足取りを正確にたどり、「国策」という言葉が包含する曖昧さと無責任さを炙り出す。年表、首脳陣人事一覧、会社組織一覧付き。(原本:講談社選書メチエ、2006年刊)
プロローグ――「国策会社」満鉄とは何だったのか
第一章 国策会社満鉄の誕生
第二章 「国策」をめぐる相克
第三章 使命の終わりと新たな「国策」
終 章 国策会社満鉄と戦後日本
エピローグ――現代日本にとっての満鉄
関連年表
歴代満鉄首脳陣人事一覧
南満洲鉄道株式会社組織一覧