- 路地裏で考える
-
世界の饒舌さに抵抗する拠点
ちくま新書 1420
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2019年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480072368
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 心
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年05月発売】
- 共有地をつくる
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2022年02月発売】
- 言葉が鍛えられる場所
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2016年06月発売】
- 歴史を複眼で見る
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2024年10月発売】
[BOOKデータベースより]
人々はみな「いまだけ」「ここだけ」「お金だけ」という世界を生きるようになっている。そこで効率よく生産し、可処分所得を稼ぐことこそが「よいこと」とされ、それらができないものは弱者として切り捨てられていく。しかし、そういったシステムでは誰もが幸せになることはできない。そこで、本書では生活者の視点からそれらのシステムを捉え返し、いかにして乗り越えることが可能なのかを様々な事例から明らかにしていく。
第1章 路地裏の思想(経済成長していく時代のシンボル―『あしたのジョー』から『釣りバカ日誌』まで;家族が崩壊した時代の新しい共同体;成長よりも持続を主眼にした経済―乞食の思想 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 映画の中の路地裏(明日から世界が違って見える―『オアシス』;生き延びるためのコミュニティ―『湯を沸かすほどの熱い愛』と『万引き家族』;文明という悪魔―『コイサンマン』 ほか)
第3章 旅の途中で(鳥と熊と山姥と―姥湯温泉;『乱れる』の舞台を歩く―銀山温泉;映画館と織物の余韻―青梅 ほか)
様々なところで限界を迎えている日本。これまでシステムに背を向け、半径三百メートルで生きていくことを決めた市井の思想家がこれからの生き方を提示する。