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【2023年02月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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破天荒な天才
北の湖と共に大相撲で一時代を築いた輪島の人生(生き方)をその別れた妻が語るという構成で綴られた本。その全盛期を知っているが、その頃から「遊び人」、「稽古嫌い」と言われながら、勝負強く、ここ一番という取り組みは必ずものにし、優勝回数を積み重ねて行った。北の湖との優勝決定戦ではほとんど勝っていたのではなかったか。実力は抜きんでていたものの、どこか勝負弱さがあった北の湖とは対照的だった。もう少し遊びを控え、稽古に精を出したら、もっと凄い横綱になったと言われているが、果たしてそうだったか。この生き方、相撲一筋という考え方をしなかったことが、輪島の勝負強さのベースになっていたのではないか。飲みに出かけ女にうつつをぬかし、朝帰りしても相撲に勝つ、それが輪島が天才と言われる所以なのではないか。引退後の騒動を見ても、まさに破天荒な天才、そのことがよく分かる。
[BOOKデータベースより]
放埒な恋と蕩尽と、事業失敗のあげく名跡を担保に金を借り、相撲界を騒乱の極みに陥れた、不世出にして破天荒な天才、故・第54代横綱・輪島大士―大相撲八百長報道で角界を震撼させた著者が、その元妻に長時間の取材を敢行し、年寄名跡をめぐる初代・若乃花との対決、ロス疑惑・三浦和義との接点、暴力団との共生関係等々、輪島の栄光と堕天の時代を活写する。
序章 輪島博と私
[日販商品データベースより]第1章 輪島の恋わずらい
第2章 花籠部屋の隆盛期
第3章 輪島との結婚と花籠襲名
第4章 父逢いたさに自殺未遂
第5章 1985年の輪島大士
終章 番外の人
女好きでカネにだらしなく、稽古もしないのに幕内優勝を重ねた横綱・輪島の生涯を、最初の妻の証言をもとに明らかにしていく。