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[BOOKデータベースより]
人びとを覆う無力感の源泉にあるものは何か―。宗教的・政治的・経済的疎外とそれからの解放という、生きることの根本にかかわる人間観、世界観の問題をわかりやすく説いた定評あるロングセラー。見事な考察が現代社会を鋭くえぐる。
第1講(観念論の歴史的起源;近世哲学の歴史;唯物論と観念論)
[日販商品データベースより]第2講(疎外―神・国家・資本;民主主義について)
第3講(疎外からの解放と人類の進歩;啓蒙主義と空想的社会主義;空想より科学へ)
第4講(弁証法;歴史と個人)
《自力で世界観を得るために》
人びとを覆う無力感の源泉にあるものは何か−−。
宗教的・政治的・経済的疎外とそれからの解放という、
生きることの根本にかかわる人間観、世界観の問題を
わかりやすく説いた定評あるロングセラー。
見事な考察が現代社会を鋭くえぐる。
青木雄二氏(『ナニワ金融道』作者)
「ひとつ、哲学を独学で勉強してやろう」と思われる方には最良の一冊だと思われます。
人々が不運に見舞われた時に、無力感にとらわれてしまうのは、「社会に法則性がある」という考え方を義務教育で教えられなかった以上、当然です。
この無力感は一体どうして発生し、それは未来永劫に続くのか、変革することは可能か−−といった命題を分かりやすく説明してくれる一冊として森信成氏の『唯物論哲学入門』を挙げたいと思います。
(青木雄二氏「心に残る一冊」より)