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- 天草島原一揆後を治めた代官鈴木重成
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- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863291904
[BOOKデータベースより]
天草島原一揆のあと、地域再生を成し遂げた稀有の幕府代官捨身懸命の生涯。原城で死んでいったキリシタンの供養、疲弊しきった村への移民の誘致、大胆な年貢減免、社寺の再興など特異な復興策とその思想の核心を鈴木神社宮司が浮き彫りにする。
三河今昔
鈴木家の系譜をたどる
文明の衝突、日本の自画像
徳川の家臣・幕臣として
天草島原きりしたん一揆
特命代官、海を渡る
天草代官
絵踏み考
鈴木正三
復興する天草
捨身懸命の生涯。一揆後、疲弊しきった天草と島原で、戦後処理と治国安民を12年にわたって成し遂げた徳川家の側近・鈴木重成とはどのような人物だったのか。重成が実行した特異な復興策とその思想を、天草の鈴木神社宮司が浮き彫りにする。
どのような《復興策》を講じたのか。
・原城で死んでいったキリシタンを仏式で供養。恩讐も宗教の違いも越えた救済と融和を目指した。
・村民の心のよりどころである神社を復興。
・村内を再編成。移民を誘致。大胆な年貢減免。
・キリシタン対策も行う一方で、兄・正三が、庶民のための仏教と勤勉の哲学を説く。