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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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期待にたがわず
最近はまっている作者の最新作(2019年6月刊)。人間の持つ、心の闇(文字にすると陳腐な表現になってしまうが)を描く第一人者。その期待にたがわぬ1作。従来の作品に比べ、時間の流れが速く、その分、長い時間をかけて醸成された心の闇を描いている。連続殺人の対象に選ばれた家族の遺族2人が協力して、その心の闇に迫る。この2人がまた対照的な性格なのだが、色々調べて行く中で友情を築きあげる。それが明確になる小学校での2人の会話は秀逸で落涙もの。最近は、この種のイヤミス的な小説にはまっているが、この作者はその代表格。この作者から暫く目を離せそうにない。
[BOOKデータベースより]
六年前、武内譲は無差別に二つの家族を惨殺し、凶行の動機を明らかにしないまま拘置所で自殺した。遺族となった栗山香那と進藤小雪は、深い傷を負いながら離れた場で生活していた。二人は事件当時の武内と同じ二十歳になったとき再会する。「事件をあらためて調べよう」と小雪に誘われ応じた香那。真相を追うごとに世代を越えて女性への嫌悪で繋がる男の存在に気づく香那たち。武内が殺人を犯す背景は何だったのか、それに触れたとき二人は―。女性憎悪の闇を追う長篇サスペンス。
[日販商品データベースより]六年前、ともに家族を無差別殺人でなくした同級生の小雪が香那の前に突然姿を見せた。犯人・武内譲が拘置所で自殺したため、犯行動機等が不明なままの事件を改めて調べようと誘ってきたのだ。香那たちは事件を追うごとに世代を越えて女性嫌悪にとりつかれた男性達の存在に気づかされる。武内譲が憎んでいたものはなんだったのか。それを知ったとき二人は……。