この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 方丈記を読む
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年03月発売】
- 今昔物語集
-
価格:3,000円(本体2,727円+税)
【2023年04月発売】
- 『今昔物語集』の成立と対外観
-
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2021年12月発売】
- かくして『源氏物語』が誕生する
-
価格:4,290円(本体3,900円+税)
【2014年03月発売】
- 『万葉集』を歌うー名歌一三四撰ー
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2022年03月発売】
[BOOKデータベースより]
文学作品は読者によって生きる。本書は、物語の祖で、幼児の絵本・中学高校の古典の教材である『竹取物語』がいつ・どこで誕生したかを踏まえ、その同時代性や社会性を掘り起こした結果から、「菅原道真」こそ作者と想定している。都と鄙“丹後・讃岐”と伊勢をめぐる『竹取物語』の作品世界。
かぐや姫と菅原道真(「ものがたり」の誕生―初めて確立した「もの」の「語り」;作者未詳の意味―説話と違う特定作者の「表現行為」;道真作者説の可能性―主題・モチーフの関係から;成立時期―八七五‐八九〇年を中心にその前後;物語の時代と舞台―今は昔、大和に帝がおられたころ;「竹取の翁」の名前―「讃岐のみやつこ」道真が重要な意味もつ;讃岐守の時代―都を離れ「文学」に力注ぐ道真)
[日販商品データベースより]探究ノート 『竹取物語』の時代背景―「享受の精神構造」を掘り起こす(表現素材の系譜論・機能論―『竹取物語』を中心にして;『竹取物語』の月と〓(こう)娥伝説;伏見稲荷の神々と丹後の神々;羽衣伝説と「真名井」の道;地名「間人」について―『はし』という語を中心に;『竹取物語』作者圏と菅原道真)
『竹取物語』の作者は「菅原道真」
文学作品は読者によって生きる。本書は、物語の祖(おや)で、幼児の絵本・中学高校の古典の教材である『竹取物語』がいつ・どこで誕生したかを踏まえ、その同時代性や社会性を掘り起こした結果から、「菅原道真」こそ作者と想定している。
〈巻頭図版〉 美しい『竹取物語』奈良絵(2種)の全図をカラーで掲載。『竹取物語』の世界を堪能し、作品鑑賞の一助にしていただきたい。