[BOOKデータベースより]
『辻音楽師の唄』に続く“全盛期の太宰治”を描いた傑作評伝。恩師・井伏鱒二の紹介による妻・美知子との出逢いから、戦後の作家としての絶頂期と玉川上水心中までの太宰治の作品背景と後半生を活写した完結編の上巻。創作活動に美知子夫人が果たした役割、女性一人称で綴られた「女生徒」での新境地、井伏鱒二との師弟関係、そしてキリスト教の影響など、太平洋戦争突入前後の時代までの太宰治を、同じ津軽地方出身で直木賞作家である長部日出雄が、特別な愛情と深い理解を両輪にして、著者ならではの視点で描く。太宰の青春期を描いた『辻音楽師の唄』に続く太宰治伝。
第1章 出会い
第2章 アリアドネの糸
第3章 恋文
第4章 出発
第5章 新しい生活
第6章 最初の読者
第7章 変身
第8章 生きたキリスト
第9章 「美談」の韻律
第10章 地上の国と天上の国
第11章 Last one
“全盛期の太宰治”を克明に描いた傑作評伝
恩師・井伏鱒二の紹介による妻・美知子との出逢いから、戦後の作家としての絶頂期と玉川上水心中までの太宰治の作品背景と後半生を活写した完結編の上巻。
創作活動に美知子夫人が果たした役割、女性一人称で綴られた「女生徒」での新境地、井伏鱒二との師弟関係、そしてキリスト教の影響など、太平洋戦争突入前後の時代までの太宰治を、同じ津軽地方出身で直木賞作家である長部日出雄が、特別な愛情と深い理解を両輪にして、著者ならではの視点で描く。太宰の青春期を描いた『辻音楽師の唄』に続く太宰治伝。
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