現代国際関係学叢書 第５巻

国際関係の争点　

志學社
宮脇昇　

• 価格: 2,970円（本体2,700円＋税）
• 発行年月: 2019年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784904180976

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　争点化の経路と統合の過程（争点化の新しい方法論；安全保障と通商のリンケージ―沖縄返還における「糸と縄」の取引；国内政治における経済的自立の争点化―インドネシアにおける開発モデルの競合；マイノリティの権利と「争点化」―朝鮮高校学費支援問題を例として）
第２部　経済的側面の争点化・非争点化（中国の台頭で変化する国際通貨体制―基軸通貨米ドルの将来と日本の対応；開発援助における民主化の争点化・非争点化；争点としての石油・ガス）
第３部　新たな争点の形成（地球環境の領域における争点化―地球環境ガバナンスの視点から；たばこ規制のグローバル・ガバナンス―グローバル・ヘルスの争点化；対人地雷、クラスター爆弾の包括的禁止実現までの道のりと残る課題；トルコにおける紛争と人口移動に関する歴史的争点化；米国外交政策の争点形成モデル―規範形成型と脅威形成型の非国家主体）