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[BOOKデータベースより]
戦争を賛美した二人の巨人、詩人・彫刻家高村光太郎と歌人斎藤茂吉。戦後、光太郎が岩手県花巻郊外に独居して書いた『典型』と茂吉が山形県大石田に寓居して書いた『白き山』の定説を覆し、緻密な論証により正当な評価を与え、光太郎の十和田湖裸婦像の凡庸な所以を新たな観点から解明した卓抜で野心的評論。
第1章 高村光太郎独居七年
[日販商品データベースより]第2章 高村光太郎『典型』と斎藤茂吉『白き山』
第3章 上京後の高村光太郎―十和田裸婦像を中心に
巨人の知られざる戦後の生
近代を代表する詩人であり彫刻家、そして、同時に戦争協力の罪業を負う人――高村光太郎。その背後にあった生活と思想とは。花巻での疎開生活と山房での独居、同じく時勢に与した斎藤茂吉との比較、失敗に終わった十和田裸婦像の製作過程……それらを追うなかで浮かびあがる、近代の巨人の隠された姿。前著『高村光太郎論』にも書かれなかった、一人の人間の〈戦後〉を丹念に写しとった、渾身の一書。