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- 鳥頭なんて誰が言った?
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動物の「知能」にかんする大いなる誤解
L’lntellingence animale
早川書房
エマニュエル・プイドバ 松永りえ
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784152098610
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[BOOKデータベースより]
鳥はすぐにものを忘れる、知能の低い動物だとよく言われる。しかし、行動生物学研究によれば、この俗説はまちがっている。記憶力に限った話ではない。戦略的にサバ漁を行なうカンパチ、タオルを使うツル、投げ縄づかいのクモ…実に多様な「知恵」のありかたを見せつけられると、動物の知能についての私たちの常識は、いとも簡単に揺らいでしまう。気鋭のフランス人行動生物学者が自らのフィールドワークなどから得た豊富な実例をもって興味深く語るポピュラー・サイエンス。
序章
[日販商品データベースより]第1章 知能はヒトだけにある特性?―ここだけの話
第2章 誰が一番なのか?―道具を前にしたときのヒト属の霊長類とヒト属でない霊長類
第3章 親指がない、手がない、骨格がない、大脳皮質がない!―空中と水中での道具
第4章 工学技術と職人仕事―操作能力と動物の建造能力
第5章 どうやってよいタイミングでよい場所にいるのか?―ナビゲーション能力と記憶力
第6章 伝えるのか伝えないのか?―新しいことを生み出す能力と社会的・文化的知能
第7章 協調性、利他主義、あるいは共感力?―心の知能
第8章 知能は一つなのか、複数あるのか?―定向進化(直進的な進化)から、系統樹的な進化まで
結論―動物の知能を証明しなければならないというあきれた考え
ヒトが万物の霊長だなんて大?。行動進化学の最前線からは、動物たちの知的行動が日々明らかにされている。タオルを使うツル、投げ縄を投げるクモ……では知性とは実は何なのか? 「鳥頭」「象は忘れない」などの俗説のウソと真実を小気味よくあばく生きもの讃歌