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[BOOKデータベースより]
道化のようだが悪辣で、喜劇的でありながらグロテスク―さまざまな姿を見せるパンチは、人々を翻弄し、魅了してきた。「パンチ&ジュディ」、それはイギリスの路傍で上演者や観客たちが命を吹き込みつづけてきた歴史・文化の現れである。「はじめに」では、日本における「パンチ&ジュディ」を訳者が解説する。
悲劇的喜劇あるいは喜劇的悲劇
[日販商品データベースより]祖先
上演の成り立ち
一八二〇年代
ディケンズとメイヒューの時代
新しい状況
ヴィクトリア朝の現実
パンチ上演者
二〇世紀
ピッチーニ再興
民衆の中での伝統
「パンチ&ジュディ」の意義
三五〇年の歴史をもつ英国人形劇「パンチ&ジュディ」。パンチが妻ジュディ、赤ん坊、警官、役人、医者、ワニ、絞首刑執行吏、はては悪魔まで気にくわない相手を次々にやっつける痛快単純なストーリーである。そのルーツや民衆芸能として成立した背景、彼らに命を吹き込んできたこれまでの上演者や観客たちの姿を追い続けていくと、道化・悪魔的なキャラクターであるパンチから神性をおびたトリックスターという別の姿が浮かびあがる。写真やクルクシャンクによるスケッチなど多数の図版を掲載。「はじめに」では、訳者が日本における「パンチ&ジュディ」の上演や紹介について解説し、イギリス文化だけでなく、日本の人形劇界にも知的刺激を与えてきた「パンチ&ジュディ」の深い魅力をここに伝える。