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- 万葉集のこころ日本語のこころ
-
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2019年05月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784898317976
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[BOOKデータベースより]
万葉集から選ばれた新元号「令和」。そうだったのか!日本語の秘密。万葉・大和言葉によって日本人は作られた。日本人なら知っておきたい万葉集。
序章 日本語の核心にあるもの―「祝日の歌」と大和言葉
[日販商品データベースより]第1章 大和言葉こそ日本語の源―外来語の漢語と何が違うか
第2章 万葉集の思想と大和魂の本質―和歌の前に貧富貴賎女卑なし
第3章 文化大輸入時代の和歌と言霊観―尚古にして発展の真髄
第4章 漢語混入で変わった日本語の原理―外来語受容にみる英・独・仏語との比較
第5章 精神的資産としての日本語―国語教育と外国語教育の役割
「令和」や出典の『万葉集』にイチャモンつける人たちにも読ませたい!!
渡部昇一さんの“正論"
『万葉集』から選ばれた新元号「令和」
日本人なら知っておきたい『万葉集』
万葉・大和言葉によって日本人は作られた
日本人は「和歌の前に貧富貴賤女卑なし」
欧米人や近代人は個人生活においては「神の前で平等」「法の前の平等」を追求するだろう。しかし、日本人ははるか昔から「和歌の前に平等」を実現していたのだ。『万葉集』は、大伴家持が重要な役割を果たしているが、カースト的偏見はなく、農民、遊女の歌まで収録されている……。(本文より)
戦前の子供たちは、今よりはるかに多くの漢字を知っていた。そういう戦前の小学生たちが必ず唄わされた歌に、四大節の歌がある。「四大節」という言葉も死語同様になったが、一年のうちで最も大切な儀式が行われる四つの祝日のことである。四大節の歌はすべて大和言葉の歌であり、これをすべての児童が唄っていたということは、知らず知らず、どこかに古代の言霊に連なる感覚を、日本人みんなが共有することになっていたのではないだろうか。
さらに言えば、国歌の「君が代」もすべて大和言葉である。
(本文より)