- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 評伝矢内原忠雄
-
- 価格
- 8,800円(本体8,000円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784400213253
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 暗殺者
-
価格:957円(本体870円+税)
【2024年02月発売】
- この村にとどまる
-
価格:2,365円(本体2,150円+税)
【2024年01月発売】
- 弟は僕のヒーロー
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2023年12月発売】
- 隣の部屋のダ天使に、隠しごとは通じない。
-
価格:748円(本体680円+税)
【2024年01月発売】
- 母、アンナ
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2023年11月発売】
[BOOKデータベースより]
戦争中に矢内原忠雄は職を奪われ、自由を奪われ、孤立を余儀なくされた。彼は研究者として、帝国主義日本の台湾・満州・朝鮮・南樺太などの統治方法に疑問を感じ、戦争の間違いを指摘し、日本の敗戦を預言するかのように叫んだ。それは、『旧約聖書』の預言者が、そして洗礼者ヨハネが、イエス・キリストが荒野で叫んだのと似ていた。昏迷を深める21世紀の日本人が、耳を傾けるべき豊かな内容をここに見出す。
故郷と生い立ち
[日販商品データベースより]第一高等学校へ
向陵の青春
生と死
大学生活と住友への就職
大学転出とヨーロッパでの研修
試練の中での研究生活
時代の重圧に抗して
暗い時代を生きる
戦中から戦後へ
教養学部長から東大総長へ
闘う宣教者
矢内原伝の決定版
今なぜ矢内原忠雄か。彼の預言者的実存には,21世紀の日本人が耳を傾けるべき豊かな内実がある。
矢内原忠雄(やないはら・ただお 1893-1961)は新渡戸稲造・内村鑑三の薫陶を受け,無教会主義キリスト者として伝道に献身しつつ,実証を重んずる経済学者として,とりわけ帝国日本の植民地経営に対する批判的研究において第一級の業績を上げ、軍国日本と対決して野に退き,戦後は東大総長として再建日本の精神的指導に挺身した。
本書は、その生涯を他の追随を許さぬ綿密な調査と膨大な資料を基に描きあげた1100枚を越す評伝の決定版である。また詳細を極めた50頁におよぶ索引は,さながら矢内原に関する小事典の趣を呈する労作。