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[BOOKデータベースより]
明治14年、嘉納治五郎によって古流柔術をもとに創始された柔道。それは、自由に技を掛け合う乱取を採用した画期的な武道だった。しかし、昭和39年の東京オリンピックで競技に採用されて以来、まずルールありきのスポーツへと変質の一途を辿る。二度目の東京オリンピックを控えた今、様々な問題点を明らかにし、新しい柔道の方向性を示す!
「柔道が面白くない」という現象
[日販商品データベースより]「初めにルールありき」ではない宿命
採点競技の呪縛
着衣格闘技の記号論
記号論の衰退と技術の不明瞭化
タックル禁止論争の是非
現代柔道の病巣“組み手争い”
左組み選手の増加による柔道の変質
魔法のような「調子技」の妙味
柔道の奥深き技の数々
柔道家が求めるのは、勝者か強者か?
柔道はどうしたら面白くなるのか?
柔道とユーラシア大陸格闘文化・交流史
柔道が求めるのは、
勝者か? 強者か?
明治14年、嘉納治五郎によって古流柔術をもとに創始された柔道。それは、自由に技を掛け合う乱取を採用した画期的な武道だった。しかし、昭和39年の東京オリンピックで競技に採用されて以来、まずルールありきのスポーツへと変質の一途を辿る。二度目の東京オリンピックを控えた今、様々な問題点を明らかにし、新しい柔道の方向性を示す!
本書は辛口の柔道批評が出発点となっている。ところが読み進めると、改めて柔道の「面白さ」に気付くだろう。(「はじめに」より)
格闘技K-1、あの一大ムーブメント仕掛け人の一人が柔道を語る!
「タックル可否」「組み手争い」などの問題点から、復興への道が見える!!
CONTENTS
●第1章 「柔道が面白くない」という現象
近頃の¥_道/柔道凋落のあのとき=^いつから柔道は面白くなくなった?
ポイント柔道≠フ台頭/一本のインフレ化/メダル・ラッシュの現代スポーツ界
●第2章 「初めにルールありき」ではない宿命
初めにルールありき≠フスポーツ競技/スポーツ化への認識
コードにおける「正しい柔道」/グローバル化の中で問われること
美的感覚とルールからの純化/主観的真剣勝負と客観的真剣勝負/武道界の構造理論派
●第3章 採点競技の呪縛(じゅばく)
間接的採点と直接的採点/採点基準の曖昧な採点競技/時間≠ニいう制約
戦術の二極化と劣位戦の工夫/リスク回避の柔道/呪縛を跳ね返す実力
●第4章 着衣格闘技の記号論
様々な着衣格闘技/記号論的≠ニは何か?/密着柔道の正体/相撲の特異性
プラスの格闘技とマイナスの格闘技/相撲と合気の意外な関係/共通言語としての柔道技
●第5章 記号論の衰退と技術の不明瞭化
衰退したメリハリある柔道/ルールで歪められた柔道/精緻な「記号論的でない技術」
認識されない新技開発/二つの柔道技の捉え方
●第6章 タックル禁止論争の是非
タックルの有用性と問題/二点二方向性の柔道と一点一方向性の空手
タックルの「ヤリ得」/タックルを毛嫌いする日本柔道/「脚取り技」創始伝説
●第7章 現代柔道の病巣組み手争い
組もうとしないJUDO選手/「組み手争い」と「組まない柔道」
「きちんと組む」は、武道として正しいか?/スポーツ的概念としての「正しい柔道」
「組み手争い」無意味説/「組み手争い」の存在意義を問う!
●第8章 左組み選手の増加による柔道の変質
左のクセ者と右の天才/それぞれの左組み事情
「ケンカ四つ」は体力差を補える?/組み手争いを助長する「左組み」
●第9章 魔法のような「調子技」の妙味
柔道の華「背負い投げ」と鮮やかな調子技/特徴際立つ「体落とし」
「体落とし」と組み方/体落としのバリエーション/「浮き落とし」の名手たち
「隅落とし