- あいうえおの起源
-
身体からのコトバ発生論
講談社学術文庫 2548
- 価格
- 1,177円(本体1,070円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065154885
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[BOOKデータベースより]
目と芽、鼻と花、歯と葉―身体と事物との間に語の共通性があるのはなぜか。また、幼児の最初期に発する「p」「m」「b」音が世界的に共通しているのはなぜなのか。コトバの発生に関わる現象なのではないか。日本古代語における二音節動詞語尾「ふ」「ぶ」「む」や、名詞語頭音「あ」「な」などの原初的意味に遡り、身体による世界分節の深層に迫る。
第1章 コトバ分析への道
[日販商品データベースより]第2章 太古的身体、コトバ、外界
第3章 二音節動詞語尾の分析
第4章 語頭音の意味とくに身体性
第5章 コトバの起源
第6章 「コトバと心」の発達
目と芽、鼻と花、歯と葉、身と実。身体と事物とのあいだに語の共通性があるのはなぜなのか。また、幼児が最初期に発する p 音、 m 音 などが世界的に同じように見られるのはなぜか。古代語における二音節動詞の語尾「ふ」「ぶ」「む」などが持っていた原初的意味を分析する一方、語頭音となっている「あいうえお」などの五十音が身体の部位・生理に由来することを解明し、コトバの発生と世界分節の起源を探る。