- 白洲正子と歩く琵琶湖
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江北編ー山、命生む母性への祈り
海青社
大沼芳幸
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784860993405
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【2018年01月発売】
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[BOOKデータベースより]
序章 山、命生む母性への祈り(白洲正子と山)
[日販商品データベースより]第1章 「比良」―琵琶湖を生み、そして見つめる山並み(比良の峰に宿るカミ;シコブチ明神―比良の恵みを運ぶ神 ほか)
第2章 「鈴鹿の山」―賑わいを生む山並み(龍神を生み見護る山の視線―綿向山;蛇神小野時兼の幻影―熊野神社 ほか)
第3章 「伊吹山」―荒ぶる、しかし優しき神の坐す山(日本武尊と伊吹の神;伊吹山護国寺と修験の山 ほか)
第4章 「己高山」―十一面観音が護る山(己高山と鶏足寺;十一面観音―それは水を生み出す女神 ほか)
随筆家 白洲正子は近江に足しげく通い、自身の紀行文の題材として数多くその地を取り上げた。
本シリーズでは、「古きカミに対する感謝と畏敬の念を忘れてはならない」という彼女の想いに共鳴し、その作品を引用しながら近江の文化をめぐる。
『江南編』では、自然に宿るカミの姿と、カミと仏が融合する聖地を案内します。『江北編』では、琵琶湖の水源をなす近江の山を取り上げ、山々が生み出す最高の恵「水」に対する感謝とここから派生する祈りについて解説しました。最終刊『湖水編』(2020年4月頃予定)では、「天台薬師の浄土」と謡われた琵琶湖そのものに焦点を当て、湖と人とが造り上げた「琵琶湖という文化」を解説します。
著者自らが撮影した各画像には、比較的長文のキャプションがつく。このシリーズはこれを拾い読みしていくだけでも、近江の文化を十分堪能できる。従前の「白洲正子本」とは一線を画す書。