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[BOOKデータベースより]
第1章 隠喩と記憶
[日販商品データベースより]第2章 哲学と時代情況
第3章 政治学なのか、あるいは分別のあるイデオロギーなのか
第4章 時代とイデオロギー
『〈帝国〉』『マルチチュード』『コモンウェルス』などで21世紀の現代思想と政治闘争・社会運動をリードするイタリア人政治哲学者アントニオ・ネグリの幻の出世作、1970年にイタリアで刊行されたそのデカルト論の日本語全訳が遂に刊行。それまで不在とされてきたデカルトの政治思想をかれの形而上学のなかに大胆に読み込み、抉り出す。ルネサンスの人文主義、バロック時代の知のパノラマを背景にしつつ、宰相リシュリューやジャン・ボダンら〈ポリティーク〉派のマキァヴェリズムとのつながりを重視し、既存の古典的デカルト研究を渉猟、これを十分に検討したうえで、斬新な筆致で塗り替える野心作。ホッブズに代表される機械論者たちの絶対主義と自由思想家たちの体制順応主義を向こうに回しつつ、『方法序説』において「いちばん穏健な意見に従う」ことを自らの道徳格律とし、〈分別のあるイデオロギー〉へと昇華させた哲学者デカルトによる、〈ブルジョア〉つまり市民のための哲学的急進主義が、今ここに甦る。