「日本国記」は世紀の名著かトンデモ本か

ぱるす出版
八幡和郎　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2019年04月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784827602463

内容情報

[BOOKデータベースより]

大ベストセラーを読んだ人も読んでいない人も戦争礼賛と戦後史観派から糾弾万世一系を否定と保守派からも疑問の声。古今東西の歴史に通暁した当代一の論客が読み解く、『日本国紀』の正しい評価。

はじめに　『日本国紀』はどんな本なのか？
序章　『日本国紀』は二十一世紀の『日本書紀』でなく『古事記』でしょう―戦後史観の欺瞞から目を覚ますのには有益
第１章　天皇陛下は神武天皇の子孫でない？―「万世一系」を否定してしまった謎
第２章　戦後史観に近い『日本国紀』の古代史―九州王朝説などにも共感を示す
第３章　韓国による古代史改竄に鉄槌―百済は日本の植民地だったとは過激
第４章　『逆説の日本史』に似た陰謀史観―推理作家的な謎解きの面白さと危うさ
第５章　日本はいつもいい国という楽天主義―江戸時代の負の側面に甘い
第６章　長州と尊皇攘夷はお嫌いらしい―明治維新は世界的事件ではないのか
第７章　戦後日本は誇れる国でないらしい―戦争で日本はまったく悪くなかった？