中世思想原典集成精選 ３

平凡社ライブラリー　し７ー１４
ラテン中世の興隆　１

平凡社
上智大学中世思想研究所　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2019年03月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784582768794

内容情報

[BOOKデータベースより]

カロリング・ルネサンスに屹立する清新な形而上学雄篇。スコラ学の祖アンセルムス、世俗権力と教権の相克の中、勃興する改革修道会における学知と霊性のあらたな息吹。

書簡集（カール大帝）
ペリフュセオン（自然について）（ヨハネス・エリウゲナ）
書簡一一七―聖なる純朴について（ペトルス・ダミアニ）
プロスロギオン（カンタベリーのアンセルムス）
シャルトルーズ修道院慣習律（グイゴ）
愛の本性と尊厳について（サン＝ティエリのギヨーム）
恩恵と自由意思について（クレルヴォーのベルナルドゥス）
書簡集（ペトルス・ウェネラビリス）
魂についての書簡（イサアク・デ・ステラ）

[日販商品データベースより]

平凡社ライブラリー創刊25周年企画、待望の『中世思想原典集成』文庫化（全７巻）。
第３巻は「ラテン中世の興隆１」。エリウゲナやアンセルムスほか。

カロリング・ルネサンスを代表するエリウゲナのキリスト教的プラトン主義の雄篇、アンセルムスに発する初期スコラ学と諸修道院の観想的神学、その展開と成熟。
巻末エッセイ＝柳澤田実。