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- へんしん
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- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2019年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094066111
[BOOKデータベースより]
逢魔が時、赤い橋の上に巷で評判の占い老婆がいた。『玉占〜たまうら』と書かれた行燈の傍らに大きな壺とでぶ猫。ままにならない人生に疲れた四人の男女が老婆の手招きに誘われて、壺から取り出した玉は正直玉、なまけ玉、やきもち玉、はずれ玉。それが四人の不運の元だった。「大福や、ちょいと一働きしておくれ」と老婆に言われた白いでぶ猫が、壺に上体を突っ込んでくわえてきたのが、四人の人生を逆転させる、ほら吹き玉、働き玉、妬かれ玉、当たり玉。老婆から一日八文で借り受けた玉は果たして悩みを解決してくれるのか。おもしろ怖い江戸ファンタジー!
[日販商品データベースより]いいから変身してごらん!
橋の中ほどに真っ白な髪の老婆がぽつんと座っている。巷で評判の占い師だ。『玉占〜たまうら』と書かれた行燈に照らされた二つの影は大きな壺とでぶ猫。思い通りにならない人生に疲れた四人の男女が老婆の手招きに誘われて、壺から取り出した玉は正直玉、なまけ玉、やきもち玉、はずれ玉。それが四人の不運の元だった。「大福や、ちょいとひと働きしておくれ」と老婆に言われた白いでぶ猫が、壺に上体を突っ込んでくわえてきたのが、四人の人生を逆転させる、ほら吹き玉、働き玉、妬かれ玉、当たり玉。バカ正直で勘定方をしくじった浪人の清之進、十九になっても下っ端扱いの醤油問屋の小僧・亀松、髪結いの亭主の素行に気を揉む女房のおれん、そして、並外れて勝負勘が悪いくせに博奕に目がない人足の紋太。どうにも、うだつの上がらない面々が、老婆から一日二百文で借り受けた玉は果たして悩みを解決してくれるのか。得体の知れない老婆と、とんでもない物の怪に変身する白いでぶ猫・大福が、業が深くて手前勝手な人間どもに呆れながらも、渋々手を差し伸べる。ハート・ウォーミングでちょっと怖い、お江戸ファンタジーの新境地、今、扉が開く!
【編集担当からのおすすめ情報】
こりゃあ、まるで祭りの縁日だ!面白怖いお江戸ファンタジー。
選んだ玉が、不運の元凶!
評判の占い老婆に命じられ、
白いでぶ猫が壺から咥えてきた玉が、
未来を変えるって、ホントかい!?
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