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[BOOKデータベースより]
現代思想において極めて重要なドゥルーズ哲学の核心をなす『差異と反復』。本書は、この難解をもって知られるテキストを、哲学に関心をもつ一般の読者にもわかるように、図式的かつ体系的に再構成して描き出す。まず『差異と反復』で語られた思想の大まかなイメージをつかむことから始め、「強度」「特異性」などの専門用語を一つひとつ丁寧に説明し理解を深めていき、最後にこの書の哲学上の意味と位置づけを明らかにする。
第1章 先験的経験論の方法と主題(先験的経験論の方法;先験的経験論の主題)
[日販商品データベースより]第2章 強度による理念の個体化論(強度による理念の個体化論に向けて;強度による理念の個体化論)
第3章 理念の差異化=微分化論と理念の異化=分化論(理念の差異化=微分化論;理念の異化=分化論)
第4章 個体化‐ドラマ化‐差異/異化=微分/分化としての先験的経験論(先験的経験論の理論的な位置づけ;先験的経験論の理論的展開)
補論(思考という能力の超越的な行使の捉え直し;理念の差異化=微分化の捉え直し)
万人に開かれた明快なるドゥルーズ哲学への本格的入門書現代思想において極めて重要なドゥルーズ哲学の核心をなす『差異と反復』。本書は、この難解をもって知られるテキストを、哲学に関心をもつ一般の読者にもわかるように、図式的かつ体系的に再構成して描き出す。まず『差異と反復』で語られた思想の大まかなイメージをつかむことから始め、「強度」「特異性」などの専門用語を一つひとつ丁寧に説明し理解を深めていき、最後にこの書の哲学上の意味と位置づけを明らかにする。「『差異と反復』で繰り広げられた理論(それは「先験的経験論」と呼ばれる)は、単に諸概念をテクニカルに操作するだけで築き上げられ現実から著しく乖離した空理空論ではない。むしろ逆に、それは、われわれが現実におこなっている認識のプロセスを、自然科学のように実験や観察によってではなく、純粋な論理的思考をたよりに深く探究しようとする試みにほかならない。したがって、『差異と反復』の理論をめぐる抽象的な議論に終始することなく、その議論は具体的にはどういうことなのかとたえず自問しながら、抽象的な議論をとおして具体的な事象にアクセスしなければならないのだ。 そのさい、『差異と反復』の理論をできるかぎり図式的かつ体系的に描き出すことを目指した。」【本書「はじめに」より】