- もし、日本という国がなかったら
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044004552
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- もし、日本という国がなかったら
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2011年12月発売】
[BOOKデータベースより]
「日本という国は世界にとって、なくてはならない必要な存在」。ベトナム戦争の徴兵から逃れ来日した著者。その数奇な人生と共に、魅せられた文化と日本人の特質に迫る愛あふれる日本論。世界へ紹介した宮沢賢治、師と仰ぐ若泉敬、親友・井上ひさし、大島渚など多くの文化人とのエピソードを交え、俳句、古典、能や祭といった伝統文化、美しい言語や美術、稀に見るサービス精神や再デザイン能力など、世界に誇る日本の魅力を語る。
ここが、ぼくの国だ―タクシーの窓から見えたもの
[日販商品データベースより]驚くべき創造力の国へ―ぼくの人生は、あらかじめ準備されていた
世界には、誠実で正直な日本が必要だ―京都での生活と若泉敬との出会いから
日本人も知らない本当の世界遺産とは―日本美の思想と、宮沢賢治の心
「五つの日本」―小さな国に満ちあふれた多様性
一九六〇〜七〇年代に現れた革命児たち―日本独自の大衆文化を創った、天才たちの功績
世界にも希有な表現者―親友、井上ひさし先生の思い出
「戦メリ」の助監督をしてわかったこと―「戦後」は転換期を迎えた
日本の文化は「振る舞い」に表れる―日本人だけが持つ礼儀正しさと、特有のユーモアセンス
ここではあらゆる場所が「舞台」である―日常における日本人の見事な演劇性
世界が気づいた「無私の心」―日本の風土から生まれた利他の精神
銀河系を自らの中に意識せよ―「反逆精神」から生まれる、日本独自のオリジナリティ
杉原千畝が世界に示したもの―日本人の良心を世界のモデルにするために
真に非宗教的な先進国、日本―世界を対立から救うのは、日本以外にない
日本よ、自らと世界を再デザインせよ―空間と時間を再構成する日本文化と日本語の素晴らしさ
「日本という国は世界にとって、なくてはならない必要な存在」――。
1957年10月、ロスの夜空に描かれたスプートニクの軌跡に衝撃を受け、天文学者にあこがれた13歳の著者は、翌日から独学で、そしてUCLA、ハーバード大学大学院でロシア語を学ぶ。
その後、米国学生協会の奨学金でワルシャワ大学へ留学した著者だったが、実はCIAの隠れみのだった同協会の身代わりにされ、スパイ容疑に。ジョンソン政権をゆるがす事件に、一度は恋人のいるパリへわたるが、破局してやむなく帰国。しかし、迫り来るベトナム戦争の徴兵から逃げるため、今度はまったくの未知の国・日本へと向かった――。
本書は、その数奇な人生とともに、魅了された文化や日本人の特質に迫る愛あふれる日本論。
精力的に英訳し、世界へと広く紹介した宮沢賢治、師と仰ぐ若泉敬、親友・井上ひさし、大島渚など多くの文化人とのエピソードを交え、俳句、古典、能や祭といった伝統文化、美しい言語や美術、稀に見るサービス精神や再デザイン能力など、世界に誇る日本の魅力を語り尽くす。