- 近代の記憶
-
民俗の変容と消滅
七月社
JRC
日教販
野本寛一
- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2019年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784909544025
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[BOOKデータベースより]
高度経済成長は、日本人の価値観を大きく変え、民俗は変容と衰退を余儀なくされた。最後の木地師が送った人生、電気がもたらした感動と変化、戦争にまつわる悲しい民俗、山の民俗の象徴ともいえるイロリの消滅など、人びとの記憶に眠るそれらの事象を、褪色と忘却からすくいだし、記録として甦らせる。
ムラびとの語りを紡ぐ
[日販商品データベースより]1 消えゆく民俗の記憶(木地師の終焉と膳椀の行方;電灯の点った日;山のムラ・生業複合の変容;戦争と連動した民俗)
2 イロリとその民俗の消滅(イロリのあらまし;イロリの垂直性;イロリと信仰;イロリもろもろ;イロリ消滅からの思索)
日本が失ってしまったもの
高度経済成長がもたらした社会変容によって、日本人の生活と価値観は大きく変わった。
日本人が、それまで守り、また多大な恩恵を受けてきた「民俗」は、衰退・消滅を余儀なくされることになる。
最後の木地師が送った人生、電気がもたらした感動と変化、戦争にまつわる悲しい民俗、山の民俗の象徴ともいえるイロリの消滅など、人びとの記憶に眠るそれらの事象を、褪色と忘却からすくいだし、記録として甦らせる。
高度経済成長期の末期から現在に至るまで、半世紀近く日本をあるき続けた民俗学者が聞き取った、失われた民俗の記憶。