- 石牟礼道子苦界浄土
-
悲しみのなかの真実
NHK「100分de名著」ブックス
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2019年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140817643
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 常世の花 石牟礼道子
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年05月発売】
- 霧の彼方 須賀敦子
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2020年06月発売】
- 小林秀雄美しい花
-
価格:1,265円(本体1,150円+税)
【2021年06月発売】
[BOOKデータベースより]
世界に例をみないほど大規模な公害問題、水俣病。その被害者である漁民たちの運動や、患者たちの苦悩・希望を克明に描いた『苦海浄土』は、二十世紀の日本文学を代表する作品であり続けている。小説やノンフィクションといった既存のジャンルにおさまらないこの作品を、作者である石牟礼道子は、現代詩の枠組みを超えた「新しい『詩』」であると言った。『苦海浄土』の言葉と、私たちはいかに向き合うことができるのか?
はじめに 『苦海浄土』とは何か
第1章 小さきものに宿る魂の言葉
第2章 近代の闇、彼方の光源
第3章 いのちと歴史
第4章 終わりなき問い
ブックス特別章 『椿の海の記』の世界―語らざる自然といのちの文学
ブックリスト―石牟礼道子の宇宙を読む