学問の自由と研究者のモラル

「軍学共同」問題から考える

本の泉社
広渡清吾　益川敏英　香山リカ　日本科学者会議　

• 価格: 1,019円（本体926円＋税）
• 発行年月: 2019年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784780719185

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　はじめに
２　大学と軍事研究―科学者コミュニティの役割
３‐１　対談：科学者は社会といかに結び付くべきか
３‐２　対談を終えて
４　科学者の社会的責任についての考察
５　学術研究体制の危機―財界と官邸による「大学改革」の狙い
６　あとがきにかえて
巻末資料：「軍事研究」にかかわる日本学術会議の声明等

[日販商品データベースより]

本書は、「学問と学術体制のあり方を問うー学問の軍事利用を拒否するー」と題して日本科学者会議が開催したシンポジウムがベースとなっている。

「自由」には必ず「責任」「モラル」がともなわなければならないのである。すなわち、「研究者のモラル」を問うことは、同時に「学問の自由」の意味を問うことであり、また、両社の関係を問うことなのだとわれわれは考える。（「はじめに」より抜粋）