中世思想原典集成精選 ２

平凡社ライブラリー　し７ー１３
ラテン教父の系譜　

平凡社
上智大学中世思想研究所　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2019年01月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784582768770

内容情報

[BOOKデータベースより]

古典古代の豊かな遺産と東方神学の精華を吸収しつつ、ラテン語で思考し、独自の思想を展開した西方の教父たち。その黄金期と、ローマ陥落の苦悩の時代を生き抜く群像。

殉教者たちへ（テルトゥリアヌス）
貞操の賜物について（ノウァティアヌス）
主の祈りについて（キュプリアヌス）
エクサメロン（天地創造の六日間）（アンブロシウス）
最初の隠修士パウルスの生（ヒエロニュムス）
デメトリアスへの手紙（ペラギウス）
三位一体論（アウグスティヌス）
修道規則（アウグスティヌス）
霊的談話集（ヨハネス・カッシアヌス）
ルフィヌスへの手紙―恩恵と自由意志について（アクイタニアのプロスペル）
書簡二八―コンスタンティノポリスのフラウィアヌスへの手紙（レオのトムス）
三位一体論（ボエティウス）
対話（グレゴリウス一世）

[日販商品データベースより]

平凡社ライブラリー創刊25周年企画、待望の『中世思想原典集成』文庫化（全７巻）。
第２巻はラテン教父の系譜。

２世紀のテルトゥリアヌスを先蹤として、ラテン語で思索し著作を行った西方の教父たちの諸作。
司牧の中の思索とヘレニズム知の綜合は、アウグスティヌスにいたり黄金期に。
巻末エッセイ＝岡田温司。