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- 明治期日本の陸軍
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官僚制と国民軍の形成
東京大学出版会
大江洋代
- 価格
- 7,260円(本体6,600円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784130262484
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[BOOKデータベースより]
なぜ明治期日本において国民軍は成立しえたのか
[日販商品データベースより]第1部 任官・進級における公平性の確保(藩軍から国軍への移行と「士官」養成―陸軍士官学校の形成過程;徴兵制軍隊の創設と下士養成―陸軍教導団における旧藩壮兵出身下士の役割;陸軍官僚制における身分制の消滅―華族優遇政策の導入と廃止;進級制度の形成とその適用―抜擢進級制度を中心に;藩閥統制下における郷党と能力主義の展開―陸軍官僚制の内部構造)
第2部 職務領域の形成と文武官の分離(外征準備・士族反乱鎮圧と兵権の補弼機能―陸軍への一元化と参謀本部の設置;立憲制の導入と文武官の分離―非政治的武官の誕生とその職務領域;日清戦争後における軍備拡張と陸軍官僚制の成立―能力主義と専門領域の確立)
第3部 地域社会のなかの陸軍官僚制(連隊将校団の社会構造;予備役・後備役将校の蓄積と社会的役割)
陸軍官僚制の近代化と国民軍の成立
陸軍における官僚制の成立過程を,軍事的・政治的近代化・地域社会との関係という観点から明らかにする.陸軍将校の任官と進級の実態を数量的に実証することによって,身分制的軍隊から移行し,明治期の藩閥支配下での陸軍官僚制度と,その専門領域の形成を論じる.軍隊の実態から明治期社会の変遷を描き出す.