- わかる日本書紀 1
-
マンガ遊訳日本を読もう
神々と英雄の時代
西日本出版社
村田右富実 村上ナッツ つだゆみ
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784908443329

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[BOOKデータベースより]
神代紀では、天地が開け、神々が誕生し、日の神の末裔が降臨して地上を治めるお話からはじまります。本書では、日本武尊の異母兄弟が第13代成務天皇として即位するまでを紹介しています。
第1章 天地の始まりと神々の時代(神代 上;神代 下)
[日販商品データベースより]第2章 初代天皇のレジェンドと欠史八代(初代 神武天皇=カムヤマトイワレビコ物語;第二代〜第九代 詳しく書かれなかった八人の天皇)
第3章 崇神天皇の世の、疫病の大流行と箸墓伝説(第十代 崇神天皇=ミマキイリビコイニエ物語)
第4章 サホビコの叛乱と埴輪の始まり(第十一代 垂仁天皇=イクメイリビコイサチ物語)
第5章 景行天皇と、ヤマトタケルの西征・東征(第十二代 景行天皇=オオタラシヒコオシロワケ物語;第十三代 成務天皇=ワカタラシヒコ物語)
予備知識なしに読むことのできる、はじめての『日本書紀』です。
『日本書紀』とは、当時の日本が大唐帝国に、対等に付き合うべき国だと認めてもらうために、歴史を書き連ねた正史です。
その特徴の一つは、多彩な外交記事の多さ。
『古事記』との比較で言うと、朝鮮半島の記事は、『古事記』10件なのに対し1022件もあります。
『日本書紀』は『古事記』の4倍の文字数があるので一概に比較はできませんが、その差は歴然です。
『日本書紀』は東アジアの一員として書かれているのです。そもそも『日本書紀』と書名に「日本」を名乗ること自体、「日本は他の国とは違う日本という独自国家なのだ」という言挙げです。兄・『古事記』がひたすらに内向きの書だとすれば、弟・『日本書紀』は朝鮮半島や大陸に目を向けながら、自己を確立して行く歴史が記されているといっても過言ではありません。
『わかる日本書紀』では、『日本書紀』の全貌を、マンガと遊訳でわかりやすく伝えていきます。 監修を担当していただいた、上代の専門家である村田右富実教授の脚注とコラムも、当時の人たちの思いを存分に伝えています。
【神代→初代神武紀→欠史八代→第10代崇神紀→第11代垂仁紀→第12代景行紀→第13代成務紀】
『わかる日本書紀』第一巻は、神々と英雄の時代、少し概略をお伝えしましょう。
扱っている時代は、神代紀から始まり、神武紀、欠史八代、崇神紀、垂仁紀、景行紀、そし成務紀まで。
天地が開け、神々が誕生し、日の神の末裔が降臨して地上を治めます。九州の日向から東征した磐余彦は大和の橿原宮で即位し初代神武天皇となります。そののち、十代崇神天皇は、蔓延した疫病を終息させ、四道(近隣国)に軍を派遣して支配を進めました。
十一代垂仁天皇は后の兄、狭穂彦王の謀反を制圧しました。十二代景行天皇は、熊襲を征伐し九州を巡幸しますが、再び熊襲が反乱を起こすと、皇子・日本武尊を派遣し、引き続き東国に向かわせます。草薙の剣や弟橘媛の献身に助けられ、東国を平定し蝦夷を従わせますが、帰還の旅の途中、病に倒れ力尽きます。その魂は白鳥となって天翔るのです。日本武尊は皇位を継ぐことなく亡くなり、異母兄弟の弟皇子が即位して、十三代成務天皇になります。