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[BOOKデータベースより]
日本の発展を導いたのは、日銀中心の銀行システムだけではなかった。現代の郵便貯金や農協に連なる系譜をもつ「個人少額貯蓄」のネットワークが、地方経済の安定と成長に果たした役割を、資金供給の実例や制度設計から解明。見過ごされてきた半身に光を当て、経済成長の条件を問い直す意欲作。
個人少額貯蓄と日本の経済発展
第1部 集める・回す(農村在来経済の発展を支えたもの―忘れられた金融インフラ;郵便貯金の誕生―個人少額貯蓄集合システムの形成;産業組合の形成と発展―自己循環するマイクロクレジット;郵便貯金の地方還元―再分配機構としての大蔵省預金部;大蔵省預金部改革―巨額資金運用の諸問題と諮問委員会)
第2部 分かち合う(恐慌・災害救済融資の拡大へ―戦間期の産業組合と中央金庫の成立;セーフティネットとしての産業組合―産業構造的不況を越えて;産業組合不在の影響―満洲移民の背景;戦後日本へ―「もう一つの金融システム」としての郵便貯金と農協)
近代化の淵源としてのもう一つの金融システム―市場経済の荒波への防波堤