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【1990年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
第1部 Hector Malot,Sans famille(1878)―原典成立の背景と意義(伝記的事実とSans famille成立の背景;Sans familleと共和国;Sans familleにおける社会批判 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 明治時代後期の日本におけるSans familleの翻訳受容(五来素川訳『家庭小説 未だ見ぬ親』(1903年);菊池幽芳訳『家なき児』(1912年))
フランスの児童文学作品、エクトール・マロ(Hector Malot, 1830-1907)のSans famille(1878)は、『家なき子』の邦題を冠し、日本でもとてもよく親しまれた物語である。
本書は、日本での最初の翻案である五来素川訳『家庭小説 未だ見ぬ親』と、二番目に菊池幽芳による翻訳『家なき児』を研究対象として取り上げ、Sans famille、『未だ見ぬ親』、『家なき児』の三者を考察し、フランスでの原典の成立と意味、日本で最初期の作品の翻訳受容の様相を明らかにすることで、『家なき子』という日本で流布したひとつの児童文学作品の源流を探る。