[BOOKデータベースより]
森の道に赤いもの。これはいったい何だろう。はじめて帽子を見たこぐまのアーリー、「こんにちはぼくはこぐまのアーリーです。きみのおなまえはなあに」けれどもへんじはありません。帽子を持ち帰ったアーリーは何だろうと考えます。おかあさんはアーリーを見守って一緒に考えます。おとうさんはその帽子を、一緒に誰かさんに返しにいきます。こぐまのアーリーの‘何だろう’に寄り添うおかあさんとおとうさん。第34回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作品。
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価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2017年12月発売】
お歌をうたうのが大好きなこぐまのアーリーは、ある日森の中で赤くてまるいものを見つけます。これはいったいなんだろう?何かを入れるためのものかな?ぼうしを見たことがないアーリーは、おうちに持って帰って似た形のものを探します。じょうろ、たらい、バケツ、つぼ、ひしゃく、おさら、かご……。いれものはたくさんあるけれど、同じような入れものはありません。赤くてまあるいもの、見つけた!外を見たアーリーはおかあさんに教えてあげます。赤くてまるくてきれいな夕日。でも、遠くて手が届きません。拾ってきたものは、やっぱりなんだかわからない。まねっこしてみようかな?床にまるまって、一生懸命ぼうしの形をまねしてみますが、やっぱり謎はとけません。これは「ぼうし」というものだとお父さんから教えてもらったアーリーは、これが誰かのおとしものなのだと気づきます。そして、アーリーはお父さんと一緒にぼうしをもとの場所まで返しにいくのです……。はじめて見たもの、知ったものを、どうやって覚えていくのか。はじめての「なんだろう?」にどうやって答えを見つけていくのか。自分で答えを見つけようと試行錯誤するこぐまのアーリーと、そんなアーリーを優しく見守り、気持ちに寄り添うお父さんとお母さんの姿が、大切なことを教えてくれます。森の中の木を揺らす風や、くまの毛の柔らかさが伝わってくるような、ぬくもりに満ちた絵もとても魅力的。家族で読みたい1冊です。
(絵本ナビ編集部 )
かわいらしい絵で
「帽子」が何かよくわからない
わかろうとする
その過程を丁寧なおはなしになっています
確かに、「これは、帽子です」
「頭に被るものです」
で、はい、わかりましたーでは
つまらないかもしれません
アーリーのように
好奇心を持って
いろいろ試して
あ!!そういうことなんだ!!
と、気づくこと、そして認識して
体得するっていうことなんですよね
とーっても
大切なことだと思います
昆虫や、鳥、爬虫類も!
どこかしらに描かれています
色鉛筆で丁寧に描かれた絵に
癒されます
じっくり、ゆったりと親子で読みたい作品です(しいら☆さん 50代・宮城県 )
【情報提供・絵本ナビ】