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[BOOKデータベースより]
予期せぬ事故で、虐待で、自殺で、失われてきた子どもたちの命。一人一人の親にとっては我が子の「まさか」の事故。でも社会全体で見れば、同じことが同じように繰り返されてきた。遺族の証言から予防策を考える。
1 家の中にある危険(赤ちゃんに多い睡眠中の事故―「うつぶせ寝」による窒息死;よちよち歩きができるようになったら浴槽への転落など「水の事故」に注意 ほか)
2 道に潜む事故リスク(大人の想像より広い「歩き始め」の幼児の行動範囲;泣き叫ばれるよりはと、外してしまった「チャイルドシート」 ほか)
3 虐待の芽を摘む(「育児ストレス」が消えない―この子がいなければと、思い詰め;「揺さぶられ症候群」―イライラした父親が床にたたきつけ ほか)
4 思春期のSOS(悩みの多い思春期「心が疲れて」;クラスで、部活で、なくならない「いじめ」 ほか)
5 社会で育てる(「みいちゃん、家族になろうよ」―障害のある子どもを家庭に迎える;増える「民間縁組」―インターネット赤ちゃんポストも ほか)