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- 告白の余白
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- 価格
- 759円(本体690円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784344428072
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- 北区の太
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京都の奥深さ
高知から自殺した双子の兄の自殺の原因を究明するために京都に出て来た主人公。そこ京都では、本音を隠し本心をさらけ出さない人間関係が息づいている。“よそさん”をなかなか懐にいれることのない京都の文化・人間関係に苦労しながら、主人公は徐々に真相に迫って行くが。謎めいた自殺した兄の遺言の意味が最後に明かされ、それとともに、京都にいた兄の最愛の人の本音も明らかになる。京都の女性が怖くなること必至(ごめんなさい)。京都は歴史があるだけあって奥深いなあ。修学旅行等で何度か訪れたことはあるが、一度京都に住んでみて、短期間での滞在では知ることの出来ない、京都の色々な意味で“気高い”伝統・文化を肌で感じてみたい。大変な思いをするだろうけど。それだけの魅力(魔力)が京都にはある。
[BOOKデータベースより]
高知で農家を手伝う北嶋英二の双子の兄が自殺した。「農地を祇園京福堂の清水京子に譲る」と書かれた遺書を持ち英二は京子を訪ねるが、彼を兄と間違い“失踪した恋人”との再会を喜ぶ姿に真実を伝えられない。ところが翌日、京子と職人の密会が発覚。京子は兄を愛していたのかそれとも―。ここは腹黒の街。美しき京女の正体を“よそさん”は暴けるか。