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[BOOKデータベースより]
青竹―昭和四七年‐五一年
[日販商品データベースより]父の島―昭和五二年‐五四年
彈力―昭和五五年‐五六年
景時―昭和五七年‐五八年
炎天―昭和五九年‐六〇年
照葉―昭和六一年‐六二年
◆第一句集『父の島』(1988年刊)を復刻新装版として刊行
下り立ちて父なき島の油照り
若い時に才智をひらめかせる人は、すぐ色褪せてしまうが、波戸岡さんはこの先もっと大きな力の出せる人だと思っている。
(序より・能村登四郎)
◆収録作品より
耕して島は天頂まで潮騒
ちちははの島山つなぎ流燈会
立ち泳ぎして島山をみじろがす
下り立ちて父なき島の油照り
枯れといふ身軽さ海になかりけり
花の奥一枝ふしぎな揺れ見せて
湯豆腐のことことと情動くなり
学校が遠くに見ゆる春の風邪
瀧を見し総身針の如くなり
遠火事に把手の濡れてゐる不思議