- 児童養護施設の子どもへの精神分析的心理療法
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誠信書房
平井正三 西村理晃 子どもの心理療法支援会(サポチル)- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2018年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784414416497
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[BOOKデータベースより]
第1部 児童養護施設の子どもの精神分析的心理療法(子どもの心を受け入れること、そこにある痛みを経験すること、そして考えること―処遇中に性的虐待を受けた女児との心理療法の経験から;つながりを持つことの離しさ―分離パニックを呈した男児との心理療法;分析的設定の中で育まれる心―二次元的な世界を生きていた男児との精神分析的心理療法;早期剥奪児の心理療法における制限と協働関係の重要性について―対象との分離性をめぐって;母親に置き去りにされた少女との精神分析的心理療法―痛みを感じることをめぐって;第1部のまとめ)
[日販商品データベースより]第2部 施設での精神分析的心理療法実践をめぐる諸問題(児童養護施設での心理療法の特徴;児童養護施設に入所している子どもの心の痛みに触れること;「枠破り」をめぐって;第2部のまとめと児童養護施設の子どもの心理療法アセスメント)
第3部 紙上スーパービジョン(人とのつながりについて考えようとしている女児の事例;自己愛的な世界を持つ女児との心理療法)
第4部 施設職員の支援(施設と職員へのサポート―ワークディスカッション)
児童養護施設で子どもの心理臨床を担うセラピストのための実践書。施設へ措置されてくる子どもは、生後直後よりネグレクト等の虐待を受けていたり、発達障害や境界性人格障害を抱える割合も高いため、対応に困難を極める。そのため、施設職員の早期退職が相次ぎ、また、セラピストもセラピー中断の事態に追い込まれることも多い。本書は、このような子どもが心を取り戻し、自らの心を育みだす過程を、事例を通して示す。各事例には解釈コメントもあり、理解を促す。