[BOOKデータベースより]
わたしもたいせつ、そして、みんなもたいせつ。1948年12月10日、「世界人権宣言」が国連で採択されました。第二次世界大戦への深い反省から生まれたこの宣言には、すべての人がしあわせに、自分らしく生きるための権利が書かれています。自分じしんのことを、そして世界の友だちのことを、この宣言とともに想像してみましょう。
第1条(自由平等)
第2条(権利と自由の享有に関する無差別待遇)
第3条(生存、自由、身体の安全)
第4条(奴隷の禁止)
第5条(非人道的な待遇または刑罰の禁止)、第6条(法の下に人としての承認)、第7条(法の下における平等)
第8条(基本的権利の侵害に対する救済)、第9条(逮捕、拘禁または追放の制限)、第10条(裁判所の公平な審理)、第11条(無罪の推定、罪刑法定主義)
第12条(私生活、名誉、信用の保護)
第13条(移転と居住)
第14条(迫害)
第15条(国籍)〔ほか〕
何を当たり前のことを…?と言えるような言葉がならんでいるのに、そこにうつる写真は、当たり前じゃない世の中があることを伝えています。
写真を見るだけだとだとわからない世界の状況、背景も、最後に撮影者の「撮影ノート」の部分で伝えてくれています。
なるほど…確かに…。そうなのか…と、小さな文字を読んで知ったことや感じたことを、写真を見ながらもう一度子どもと一緒に見ていくと、世界の状況を親子で学ぶことができました。
早く、世界中の人がこの宣言を「当たり前やん」と思える世の中になってほしいと、切に思いました。(みっとーさん 30代・大阪府 男の子10歳、女の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】