- グリーフ
-
ある殺人事件裁判の物語
オーストラリア現代文学傑作選
This House of Grief The Story of A Murder Trial.- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2018年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784773818130
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[BOOKデータベースより]
2005年父の日の夕刻、ビクトリア州の閑散とした田舎町郊外で、1台の車が道路脇の貯水池に飛び込む。それは、やがてオーストラリア全土を震撼させる事件の不穏な幕開けだった。失神による事故だと無実を主張する男。離婚した元妻や友人、警察官、医師、カウンセラーらの証言が錯綜し混迷を極める法廷。長きにわたる裁判をつぶさに追った著者が、苦しみの果てに見たものとは?
[日販商品データベースより]オーストラリア屈指の実力派作家か?取り組んだ、衝撃の裁判ノンフィクション!
父親が運転する車が貯水池に落ち、3人の息子が溺死。これは不幸な事故なのか、それとも別れた妻への復讐なのか?
真相究明を求める法廷で繰り広げられた「悲嘆(グリーフ)」のドラマ。
2005年父の日の夕刻、ビクトリア州の田舎町郊外で、ロバート・ファクワスンが運転していた車が道路脇の貯水池に沈没し、同乗していた3人の息子が溺死した。失神による事故だと説明するファクワスン。しかし現場の不自然な状況、前年に妻シンディと離婚し息子たちとも別れて暮らしていた背景などから、ファクワスンは殺人の容疑で起訴される。無罪を主張する弁護団、綿密な証拠を積みあげ「事故」の可能性を潰していく検察側。家族、友人、警察官、医師、カウンセラーらの証言が錯綜し、真相は杳として掴めない。オーストラリア全土を震撼させた事件の過程をつぶさに追った著者が、悲嘆に満ちた裁判の果てに見たものは何か?