- 東京裁判「神話」の解体
-
パル、レーリンク、ウェブ三判事の相克
ちくま新書 1365
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2018年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480071903
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 野口健が聞いた英霊の声なき声
-
価格:980円(本体891円+税)
【2024年10月発売】
- 東北人初の陸軍大将大島久直
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2019年04月発売】
- 帝都の法社会史
-
価格:8,800円(本体8,000円+税)
【2023年02月発売】
- 日本はどうして負けるに決まっている戦争に飛び込んだのか
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2022年05月発売】
- 二・二六事件研究
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2020年07月発売】
[BOOKデータベースより]
東京裁判は「勝者の裁き」であり、インド代表パル判事とオランダ代表レーリンク判事の反対意見は、その欺瞞を暴き出すものだとの論が日本の国内論議で長くみられた。だが、パルやレーリンク意見には重大な誤謬と恣意性があり、東京裁判の功績と問題点の歴史的・法理学的理解を大きく歪めている。東京裁判研究者の戸谷と国際法の大家コーエンが、従来見過ごされてきたウェブ裁判長による判決書草稿を読み解き、東京裁判の過程を再検証する。判決から七〇周年を迎えた今、知られざる真相を解明する。
序章 東京裁判「神話」とは何か
[日販商品データベースより]第1章 東京法廷における責任論―起訴状から多数意見まで
第2章 パル意見は「判決」か「反対意見」か?
第3章 レーリンク判事―極東国際軍事裁判のもうひとりの英雄か?
第4章 ウェブが著した権威ある「東京判決」
終章 「裁判長による個別意見」の遺産
東京裁判は「勝者の裁き」であり、欺瞞に満ちた判決だったというのは神話に過ぎない。パル判事らの反対意見の誤謬と、判決の正当性を七十年の時を越えて検証する。