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- 胎児の条件
-
生むことと中絶の社会学
叢書・ウニベルシタス 1086
- 価格
- 6,600円(本体6,000円+税)
- 発行年月
- 2018年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588010866
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[BOOKデータベースより]
生むことの問題を提起し、人間存在の社会への参入を司る象徴的な制約を分析する。当事者へ綿密なインタビューも行って、政治的には合法である中絶を、今後は社会的にも声の届く経験にするために、文法的アプローチ、物語られる経験、歴史的パースペクティブが、ここで結び合わされる。
序論
[日販商品データベースより]第1章 中絶の人類学的次元
第2章 生むことに課せられる二つの制約
第3章 取り決め
第4章 親となるプロジェクト
第5章 胎児のカテゴリーの構築
第6章 中絶の正当化
第7章 中絶の経験
結論 中絶を忘れる
中絶は、ある種の暗黙の協定や社会的自己欺瞞のために、依然として非公式の空間の中に閉じ込められている。そして、中絶をめぐる議論は、合法化だけでは終止符を打つことができない。なぜなら、胎児の条件とは人間の条件だからである。本書は、生むことの問題を提起し、当事者へのインタビュー、そして、社会学を初めとする様々な知とともに、人間存在の社会への参入を司る象徴的な制約を分析する。政治的には合法の中絶を社会的にも声の届く経験にするために、文法的アプローチ、物語られる経験、歴史的パースペクティブがここで結び合わされる。