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[BOOKデータベースより]
1945年8月、ソ連軍が択捉島へ侵攻。住民たちは強制送還されるまでの数年間、日ソ混住の時期を経験した。根室空襲、父の死、敗戦を経て、故郷の村で山本昭平少年が暮らしを共にすることになったのは、若い軍医の『ドクトル』だった。驚くべき記憶力で語られる戦争の時代の択捉島の暮らしと、そこに咲いた一輪の小さな花のような真実の物語。
第1章 戦争末期、昭平少年島へ帰る(蕊取村;両親 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 敗戦とソ連軍進駐(敗戦;占領軍が来たら ほか)
第3章 『ドクトル』との出会い(国境警備隊の軍医少尉殿、我が家に逗留;愛称、ドクトル ほか)
第4章 別れ(引き揚げ命令下る;トッカリモイ漁場から曽木谷へ ほか)
人は信じるに足るものだ
ソ連占領下の択捉島。十七歳の日本人少年とソ連軍軍医との国を超えた友情の物語
一九四五年八月、ソ連は千島・樺太へ侵攻。以後、住民は退去させられるまで数年間にわたり、日ソ混住の時期を経験した。択捉島の北部、蘂取という村では、一人の少年がソ連の軍医と出会い、そして別れた。それは歴史の中ではほんの小さな物語にすぎない。しかしそこには、私たちがよすがとすべき人間性への希望の光がまたたいている。