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[BOOKデータベースより]
序章
[日販商品データベースより]第1章 暁烏敏にみる『歎異抄』の近代的再生(『歎異抄』再生の史的契機;暁烏敏の求道歴程―その青年時代と『歎異鈔講話』出版まで ほか)
第2章 明治の親鸞伝(その概観;木下尚江の『法然と親鸞』 ほか)
第3章 明治・大正における史学史上の親鸞(その概観;一史論風民間史学徒の親鸞像―村田勤『史的批評親鸞真伝』について ほか)
第4章 大正文学上の親鸞―『出家とその弟子』にみる親鸞像(続出する「親鸞」;『出家とその弟子』について)
『歎異抄』再生を嚆矢とする近代“親鸞ブーム”。当時の親鸞伝、史学、文学などの多彩な研究に着目することで当時の日本人が抱いていた親鸞像に迫り、近代日本の精神をあぶり出す。
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親鸞がこのように日本人の心をとらえ続けるのは何故か。その秘密を彼の思想の深遠さに見出し、それを彼の思想の展開から考えるのも有力な観点であろう。しかし、本書では、それを、近代の日本人が何故に親鸞に魅せられ続けるのかという、歴史的存在としての近代の人間自体に着目し、近代日本の思想動向にもまれつつ、人々は彼に何を求めたのか、又、現実が問いかけてくる課題に彼を通じて如何に応えたのかという観点に立って考えようと思う。(序章より)
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