- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(通常3日〜20日で出荷)
- 反ヘイト・反新自由主義の批評精神
-
いま読まれるべき〈文学〉とは何か
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2018年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784909281128
[BOOKデータベースより]
“批評”は停滞と閉塞を打ち破る。アイヌ民族・沖縄・原発などをめぐってSNSで欺瞞がはびこり、「極右」「オタク(萌え)」「スピリチュアル」な言説がもてはやされるなかで、気鋭の文芸批評家が放った渾身の“一矢”。
1 ネオリベラリズムに抗する批評精神(真空の開拓者―大江健三郎の「後期の仕事」;「核時代の想像力」と子どもの「民話」―『はだしのゲン』への助太刀レポート ほか)
2 ネオリベラリズムを超克する思弁的文学(青木淳悟―ネオリベ時代の新しい小説;「饒舌なスフィンクス」からの挑戦状―青木淳悟『匿名芸術家』 ほか)
3 北方文学の探求、アイヌ民族否定論との戦い(小熊秀雄を読む老作家・向井豊昭を読む;夷を微かに希うこと―向井豊昭と木村友祐 ほか)
4 沖縄、そして世界の再地図化へ(沖縄の英文学者・米須興文の「二つの異なった視点」―主に『ベン・ブルベンの丘をめざして』収録文から考える;移動と語りの重ね書きによる世界の再地図化―宮内勝典『永遠の道は曲りくねる』)
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 現代北海道文学論
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2019年12月発売】
- 「坊っちゃん」の通信簿
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2016年04月発売】
- 徳永直の創作と理論
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2023年08月発売】
- 職業作家の生活と出版環境
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2022年06月発売】