[BOOKデータベースより]
谷川でひろわれ仙人に大切に育てられた赤ん坊は、やがてシカの目のような美しい目をした童女に成長する。若殿の目にとまり館に住むことになった童女。しかし若殿がシカ狩りでシカの足を射た頃、童女はハスの花のつぼみを残して姿を消した…。今昔物語「鹿母夫人」が発想の原点の、殺生の悲しみを描いた作品。
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谷川でひろわれ仙人に大切に育てられた赤ん坊は、やがてシカの目のような美しい目をした童女に成長する。若殿の目にとまり館に住むことになった童女。しかし若殿がシカ狩りでシカの足を射た頃、童女はハスの花のつぼみを残して姿を消した…。今昔物語「鹿母夫人」が発想の原点の、殺生の悲しみを描いた作品。
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赤羽末吉さんの描く「シカの童女」に惹かれて、図書館から
借りてきました。仙人は、近くで1頭のシカが心配そうにたって
見守る女の赤ん坊を拾ってきて、大事に育てた。
女の子は、綺麗な目をした可愛い女の子になったけれど、一言
も口を聞かなかった。女の子が、裸足で歩く足から血が流れ、
女の子の足跡から水が沸いてぽっかりと蓮の花が咲いた。
一足毎に、踏み後から蓮の花が咲いた。
仙人が、岩の上に女の子がたって懐かしそうに見ているので、
「おまえは・・・・・・」そういいかけると、女の子の姿は、シカになっ
て、岩を跳ねたかと思うと林の中へ消えてしまった。
とても不思議な光景を想像して読み終えてもいつまでも呆然と
した私でした。(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】