戦後日本の「独立」

ちくま文庫　はー２４ー１９

筑摩書房
半藤一利　竹内修司　保阪正康　松本健一　

• 価格: 1,100円（本体1,000円＋税）
• 発行年月: 2018年07月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784480435255

内容情報

[BOOKデータベースより]

果たして真の「独立」は達成されたのか。多くの可能性から日本人は何を選び、何を捨てたのか。アメリカ文化の大流入、丸山眞男論文の衝撃、民主化の中を生きた宮様たち、西田幾多郎全集の売れ行き、引揚者と異国の丘、レッド・パージ、黒澤・小津映画の戦後、再軍備、講和問題と「曲学阿世」、安保条約と吉田ドクトリンほか、占領から「自立」への道を１５のテーマで語り尽くす、白熱の議論。

戦後日本のなかの三・一一
丸山眞男「超国家主義の論理と心理」の衝撃
民主化のなかの宮様たち
二・一ゼネストの中止命令
アメリカ文化の大流入
黒澤明・小津安二郎が描いた戦後風景
西田幾多郎全集の売り切れ
中華人民共和国と北朝鮮の成立
異国の丘と引揚者
文藝春秋「天皇陛下大いに笑う」の成功
日本再軍備をもう一度ふり返る
レッド・パージ
講和問題と「曲学阿世」
安保条約と吉田ドクトリン
アメリカから得たもの失ったもの

[日販商品データベースより]

第二次大戦後の日本は本当に自立できたのか。再軍備・講和問題・吉田ドクトリン・・・十五のテーマから語り尽くす、占領下から「独立」への道。