[BOOKデータベースより]
岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の物語を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!豊かな伝承にいろどられた山や川や里の、そこかしこにひそむ不思議な世界は、ときに妖しく、ときには謎と驚きに満ちて、百年の時をこえて、私たちの心をふるわせる。
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価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2022年02月発売】
おしらさまって、他の地域でいうところの「お蚕様」の事かと思いきや、この遠野ではそれだけではなく、馬の神様であり、一軒一軒の家を守る家の神様でもあって、その家の今後のことを占ったりするらしいです。
ただ、馬や人型をした神さまの人形をどのようにすると占いが出来るのかは紹介されていませんでしたので、詳細は分かりませんが、遠野の家々では、おしらさまに言われたことを守らないと大変なことになったらしい、というのは伝わってきました。
短いセンテンスのお話がショートショートで紹介されていました。
高学年以上のお子さんたちになら読み聞かせ出来そうです。
わたしは、最後の話「竹原という家の話」が一番面白かったです。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子23歳、女の子18歳)
【情報提供・絵本ナビ】