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[BOOKデータベースより]
戦争が起きた順に、沖縄を歩いてみました。記録に残らない小さな島々の、もうひとつの沖縄戦を増補。
サイパン望洋―具志川、金武
[日販商品データベースより]首都壊滅へ―対馬丸撃沈そして10・10大空襲
ケラマ
中部戦線
混沌の北部戦線
伊江島
南部戦線1 南進、そして敗走
南部戦線2 女子学徒の足跡、そして摩文仁へ
まだ終わらない 久米島 スパイ容疑虐殺事件
マラリア
島々の沖縄戦
初版刊行から3年たち、今だ好評で品切れにつき、
増補新版刊行!
沖縄を歩き続ける著者が、沖縄戦を整理する旅に出た。
出来事が起きた場所を起きた順に、時間軸に沿って歩く旅。
伊平屋島や粟国島、伊是名村など記録に残らない
小さな島々の、もうひとつの沖縄戦や与那原のコラムなどを
増補し、前作よりさらに充実した内容に。
何気ない言葉に耳を傾け、土地が持つ記憶をたどり、
時にはカフェや居酒屋にも寄りながら旅は進む。
観光地化されていない慰霊碑。
そこに戦跡があるはずなのに、たどり着けない焦燥……。
悲惨な歴史とのどかな空気が交錯し、
開発と観光の大波が押し寄せる「沖縄のいま」――
その風景は何を意味するのか。
1944年7月7日「サイパン陥落」から、
1946年1月3日「護郷隊長投降」までの546日間を、
自分の足でひたすら歩いた「旅する沖縄戦」。
その実踏紀行をまとめた1冊。